踊る瞑想 ムーブメント・メディスンとは

あなたはムーブメント・メディスンという言葉を聞いたことがありますか?
現在アメリカやヨーロッパなど、海外でも流行中のムーブメント・メディスン。

実は現代社会を生きる日本人にとって、絶対に知っておくべき健康法が、ムーブメント・メディスンです。
まだまだ日本には浸透していないムーブメント・メディスンを今知っておけば、最先端を取り入れられること間違いなし。

今回の記事では、ムーブメント・メディスンとは何か、その効果や活用方法をご紹介します。

ムーブメント・メディスンとは?

ムーブメント・メディスンとは、別名「踊る瞑想」とも呼ばれる、自然療法を取り入れた一人でできるワークのことです。

イギリス人のダーリングカン夫妻によって開発されたムーブメント・メディスンは、自身の体が生み出す自然なムーブ(動作)が、身体に備わった生きる力を引き出し活力が育まれる、といった趣旨を持っています。

ただのダンスと思ったら大間違い、研究には30年以上を要したワークが、ムーブメント・メディスンなのです。

ムーブメント・メディスンのもつ効果とは

ムーブメント・メディスンは人体に備わった活力を引き出します。

ムーブメント・メディスンの考え方では、身体・心・マインド(意識)はそれぞれ個別に知恵を持っています。
それらの知恵を、ムーブメント・メディスンを行うことで、実際に引き出していくのです。

ムーブメント・メディスンでは、まず何も考えずに体を動かすことを大切にしています。
体を動かすことで、自身の身体・心・マインド(意識)に備えられた知恵が引き出され、進化の過程の記憶が呼び起こされます。それにより生命力が高まり、心が開かれたオープンマインドな状態と、見えないものをも感知できる意識(マインド)を手に入れることができるのです。進化の過程を呼び起こした体と、自由で開かれた状態の心、目に見えないものを感じ取る意識(マインド)の3つが合わさった時に、生命力が最大限に発揮されるようになります。

少しスピリチュアルすぎる話に聞こえたかもしれませんが、ムーブメント・メディスンは「ファイブ・リズムス」「ゲシュタルト心理療法」「シャーマニズム」「神経科学等」など、科学的な側面とスピリチュアルな側面の両方からアプローチされて作られた完璧なメソッドなのです。

ムーブメント・メディスンの行い方

ムーブメント・メディスンの考え方は、「ムーブメント(動き・踊り)がメディスン(癒し)になる」といったものです。

そこに決まった動きや制約はありません。何も考えずに、自分の心に集中して体の奥底から湧き上がってくる、「気持ちいい動き方」に意識を集中させることが重要です。

ただし、環境には気をつけましょう。なるべく静かでリラックスできる場所や、自然の中で行うのが最適です。
ムーブメント・メディスンは「踊る瞑想」です。瞑想に適した環境を作ることが重要でしょう。

また、ダンスの初心者であれば全くのゼロから動きを生み出すのは、少し難しいかもしれません。
そういった場合は、好きな音楽をかけるのが良いでしょう。
アップテンポでもダウナーな音楽でも、自分がリラックスして集中できる音楽であれば問題ありません。
ただし、ムーブメント・メディスンは通常の瞑想と同じく、頭を空っぽにすることが重要ですので、歌詞のない音楽をかけるのが望ましいですね。

あとは頭の中を空っぽにして、何も考えずに体から湧き上がる動きをそのまま実行するだけです。

ムーブメント・メディスンの効果を最大化するには

続いて、ムーブメント・メディスンの効果を最大化する方法をご紹介します。

初心者の方ほど、ムーブメント・メディスンの効果を実感するのは難しいでしょうから、ここで紹介する方法を活用するのが望ましいですね。

①お香やアロマを焚く

室内でムーブメント・メディスンを行う場合は、お香やアロマを焚くのが良いでしょう。

リラックスするとが重要なムーブメント・メディスンですから、自分がリラックスできる香りを選んでくださいね。

②CBDを摂取する

大麻由来のリラックス成分として知られるCBDは、最近では瞑想との併用効果に注目が集まっています。

「踊る瞑想」とも呼ばれるムーブメント・メディスンと、CBDの相性も言わずもがなです。

高いリラックス効果や、ダンスによる筋肉痛を和らげるような効果も期待できますよ。

「踊る瞑想」ムーブメント・メディスンについてまとめ

今回の記事ではムーブメント・メディスンについてご紹介しました。
踊る瞑想として知られるムーブメント・メディスンは、現代人が取り入れるべき新しいスピリチュアルワークとして注目を集めています。

一般的な瞑想と同様に、静かな落ち着いた場所でリラックスしながら、頭を空っぽにして、アロマやお香を焚いたりCBDを摂取しながら行うのが良いでしょう。

CBDについては日本ではまだまだ知名度が低いので、具体的なことが知りたい方はぜひ当サイトを参考にしてください。
当サイトではCBDとは何か、どんなことに役立つのか、などなど様々な記事を掲載していますよ。