「現代の流行に乗ってCBDオイルを購入してみた!だけど効果がいまいち感じられなくて困っている」。そんな方がたまにいます。濃度や含有量が問題なのか?と考える前に、いろいろ摂取方法など再確認して見ませんか。実はCBDオイルは人によって摂取の仕方や摂取した期間に応じて効果が違う可能性があります。今回はCBDオイルの効果がいまひとつだという不満を抱えている方を対象にいくつ効果的に摂取するためのヒントを準備いたしました。また、今使っているものが満足いかない場合、どういう観点からオイルを選んでいけばよいかちょっとした選び方も紹介しています。少しでも役に立てば幸いです。
CBDオイルの摂取方法を工夫しよう
自分には効果がないと嘆く前に、既に入手されているCBDオイルの摂取する方法を少し変えてみませんか。CBDオイルを摂取されている方の多くは、経口投与と言う形で取っているかと思います。このやり方より、舌下投与というやり方のほうが効率よく摂取できます。舌下投与のやり方は、人間の舌の裏にオイルを垂らして30秒から90秒間オイルを置いておいて、その後飲み込むと言う方法です。人間の舌の裏には毛細血管がたくさんあり、腸壁や肝臓を通ることなく直接血流へ流れていくため、薬の吸収が早いと言われています。経口投与の場合、カンナビノイド受容体まで到達するパーセンテージは多くても15%と言われています。100mgあたり、たった15mg程度しか有効ではないということです。舌下投与なら35%の生体利用率があります。今まで経口投与で効果がいまひとつだった方はこの舌下投与を試してみてもいいでしょう。
CBDオイルは一定期間摂取しなければ効果が弱い?
CBDは実は一日ちょっと使ったくらいでは効果があんまり感じられないと言われています。実はCBDは摂取してから3日―5日ほど体内に蓄積されるので、連続して使用することで効果がよく出る可能性があります。まずは30日間続けて使ってみてください。続けて体内に滞在させることで体の中の環境が適切な形になるかもしれません。
今までは今既に持っているCBDオイルの飲み方を変えてみたり、飲み続けることで効果が出てこないかの話でした。ここまでやって効果がない場合はCBDの製品を変えたほうがいいかもしれません。だからと言って濃度を簡単にあげると、もう下げても効果は出ない可能性があるので使っているCBDオイルのタイプを改めてみましょう。
どのタイプのCBDオイルを使用しているのか?選び方は如何に?
今使用しているCBDオイルがどういったタイプの製品なのか把握はされておられますでしょうか。
CBDを選ぶ際に気をつける点は、濃度、味、含有成分、値段です。
大麻草の茎や種子より採取されたCBDオイルには、アイソレートタイプと、CBDフルスペクトラムタイプと呼ばれるものがあります。アイソレートタイプは、100種類くらいあるカンナビノイドと呼ばれる大麻草の成分のうち、合法的に利用できる純粋なCBDのみ入っているタイプです。CBDフルスペクトラムタイプは、日本では違法成分であるTHCのみ非検出レベルまで除去された形で、克つ他の大麻草の成分を損なわずに抽出されたオイルです。アイソレートタイプでは、残念ながら使用していくうちに耐性ができてしまう可能性があり、連続して使った場合、効果が薄れていってしまいます。その点、CBDフルスペクトラムの場合は成分が多岐に渡るため耐性ができにくく、それどころかCBD以外のCBGやCBN、テルペン類、その他の有効成分であるフラボノイドやケトンなどそれぞれの成分が連携して相乗効果(側近効果やアントラージュ効果)を生み出し、アイソレートより効果を得られると言われています。
濃度の話をするならば、当然ですがアイソレート製品のほうがCBDフルスペクトラムよりも遥かに濃度が高いです。CBDフルスペクトラムだと、10%や20%でもそこそこ高い部類に入ってきます。しかし、アイソレートだと普通に98%とか、99%といった高濃度のパウダーをオイルに混ぜて使います。一見するとアイソレートのほうが効果が抜群のような感じがしますが、単一の成分しかないので耐性ができてしまい、先ほど述べたとおりそのうち効果が薄れていきます。それよりも、CBDフルスペクトラムのほうが低濃度でより効果が得られる可能性が高いため、多くの方はこちらのほうをおススメしております。万が一アイソレートで体が慣れてしまって、CBDフルスペクトラムを使用する場合は、薬が抜けるまで効かなくなってしまうかもしれません。実は他にもCBDブロードスペクトラムというタイプもあり、そちらでも側近効果を得られるそうです。CBDアイソレートも、CBDフルスペクトラムもどちらもあまり美味しい風味はありません。その点フルスペクトラムのほうが味は人間が好む感じになっていますよ。人によって購入する製品の選び方はそれぞれ違いますが、いきなりアイソレートを選ぶのだけはやめておいたほうが無難なのではないでしょうか。
終わりに
さて、ここまでただ単に濃度を気にするのではなく、その摂取方法や摂取期間、選んだCBDオイルの種類について気にしたほうがよい点を書いてみましたがいかがでしたでしょうか。CBDの濃度が多いほうがもちろん効果はあるかもしれません。しかし、それは一時的なもので、続けてその恩恵に預かろうと思ったら単純にCBDの濃度だけではなくその他の成分の濃度も気にしたほうがよさそうですよね。アイソレートは耐性がつきやすいので使えば使うほど使用量が多くなってしまい、経済的にもあまりお勧めできません。よく考えて製品を選んでくださいね。
CBDオイルとリキッドの違いはこちらをご覧ください。