「ピラティス」と「ヨガ」。どちらもマットを使ってストレッチのような動作を行うのでややこしく、違いがわかりにくいですよね。
この記事では、「ピラティス」と「ヨガ」について解説しつつ、それぞれのメリットや効果をご紹介します。
ピラティスとヨガの違いってなに？
まずは「ピラティス」と「ヨガ」とはどのようなものか解説します。
「ヨガ」とは、古代インド発祥の伝統的な宗教的行法で、プラナヤマ（呼吸）とアサナ（姿勢）を通してエネルギーを集中させで体、心、魂に非常に有効活用をすることができ、宗教観に基づいた思想と瞑想によって悟りを学ぶことを目的に発祥しました。
そのため、現代では健康法の一つとして確立されただけでなく、趣味としてのエクササイズ、うつ病の対策など利用方法は多岐にわたります。
一方で「ピラティス」とは、1920年代に、第一次世界大戦の際にドイツ人従軍ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが負傷した兵士のリハビリのために「ヨガ」を参考に開発したエクササイズです。
つまり、元々はダイエットのためではなく、インナーマッスルを鍛えることによって身体機能の回復のために作られたものだったのです。
現在「ピラティス」は世界的歌手のマドンナが日常生活に取り入れて世界中で話題になっています。
「ヨガ」は呼吸法やストレッチを重きを置きますが、「ピラティス」は体幹の強化をメインに考えています。
この考え方の違いが「ピラティス」と「ヨガ」の大きな違いになります。
ピラティスとヨガの類似要素
先程は「ピラティス」と「ヨガ」の相違点に説明してきましたが、逆に類似する点はどこにあるのでしょうか？
健康法として確立されている
現代の人々が求めている健康法として確立されているところに類似点があります。
前述したとおり、インナーマッスルを鍛える「ピラティス」と呼吸法による柔軟運動である「ヨガ」のように運動手法に違いがありますが、リラックス効果や身心を整える作用のある点ではよく似ています。
ピラティスの具体的な運動とは？
「ピラティス」は「ヨガ」のようなオリジナリティあふれるポーズはなく、胸式呼吸による体幹トレーニング（横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群）になります。
「ピラティス」では体幹を鍛えること同時に柔軟性を高めたり、体のシェイプアップにも繋がります。
ピラティスを継続することで得られる効果
「ピラティス」は正しい骨格を意識しながら、体幹の筋肉を鍛える効果があり、インナーマッスルが鍛えられると基礎代謝が向上します。
他にもメリットとしては下記のように豊富です。
・痩せやすく、脂肪が燃えやすいからだに
・基礎代謝が向上することで冷え性、肩こりが改善
・ホルモンバランスが改善されストレスフリーな生活
・背骨を正しい位置にする筋肉が強化され正しい姿勢になる
基本は基礎代謝が向上し、筋力が増加することで体の不調から心のメンタルケアまで幅広い効果が実感できます。
ピラティスの効果を上げるためには？
「ピラティス」を実際に実践する際に試していただきたいことを独自にまとめました。
「ピラティス」のやり方やコツを知ることで効果を比較的にアップさせることが出来ます。
※ヨガに関しては別記事で記載しているのでそちらを参考にしてください。
1.正しい時間帯で行う
「ピラティス」の効果をアップを目指すのであれば、朝行うことがいいとされています。
しかし食前、食後は体調を悪化させる可能性が高く、効果が半減してしまいます。
2.正しいやり方で行う
「ピラティス」は専用のトレーニングマシンや道具は必要ではないですが、正しいやり方でないと体幹を鍛えることが出来ません。
3.毎日継続する
ダイエットや筋トレと同じく体の変化は1、２日では効果は出ません。
最低でも1ヶ月は継続して体や心の変化を実感してください。
4.CBDを摂取する
CBDとは大麻由来の天然物質で、リラックス効果が期待できます。
大麻というと違法なイメージが強いですが、CBDは酩酊（いわゆるキマる）作用がないため合法で、日本でもごく普通に販売されています。
CBDはリラックス効果以外にも、運動前に服用することで、運動中の新陳代謝やエネルギーバランスなどの重要な機能を安定させ、パフォーマンスの向上が図れます。
ピラティス・メソッドとは？ヨガとの違いは？まとめ
今回の記事ではピラティス・メソッドとは？ヨガとの違いは？をご紹介しました。
「ピラティス」は専門道具を必要としないのでやり方さえ注意して行えば明日にでも行うことができます。
体幹トレーニングといえば男性やスポーツ選手がやるようなイメージがありますが、タレントや有名人が取り入れていることからも女性でもできそうですよね。
コロナ自粛が続いていることもあり、自宅でテレビを見ながら簡単にできます。
ただ、習慣化することが何より重要なので計画的に「ピラティス」を実践していきましょう。
