あなたは「幸せホルモン」という言葉を聞いたことがありますか?
新型コロナウイルス感染予防の対策で自宅の自粛が続く中で、ストレス解消ができなくなり、うつ病やうつ病に近い状態(気分が優れない、やる気が出ない)を発症してしまうケースも少なくありません。
そんな現在の日本で特効薬となりうるのが、この「幸せホルモン」。
この記事では「幸せホルモン」についてご紹介していきます。
幸せホルモンとは?3種類のホルモンを活性化させる
「幸せホルモン」とは、「ドーパミン(快感を感じることができる)」「セロトニン(イライラした気分を解消させる)」「オキシトシン(リラックス効果をもたらす)」の3種類のホルモン作用があります。
この中でも「セロトニン」の効果について注目していきます。
実はこの「セロトニン」は簡単に体内で分泌することができ、うつ病や不眠症予防として最適なんです。
幸せホルモンの1つであるセロトニンの効果について
「セロトニン」について深堀りしていきましょう。
「セロトニン」とは、脳内で働く神経伝達物質のひとつ。心のバランスを整えることができる作用があるホルモンで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。
つまり、「セロトニン」がより多く分泌されると心が安定し、平常心を保ちやすくなると言われています。
他にも、起きている時にスッキリした意識にさせる・朝起きる時、体を活動する状態にさせる・痛みの感覚を抑制させる・抗重力筋に働きかける、など様々な働きがあります。
逆に、体内の「セロトニン」が不足していると、どんよりとした表情になり、寝起きが悪くなったり、些細なことで痛みを感じやすくなります。
ひどくなると、ストレス障害やうつ病、睡眠障害などの原因になり、日常生活に支障をきたします。
セロトニンをたくさん分泌するためには?
「セロトニン」を多く分泌することで精神が安定することはわかりましたが、実際にどのような方法で行うと効率的に分泌されるのでしょうか。
1.規則正しい生活をおくる
自宅での自粛が続いている中で夜ふかししている方も多いのではないでしょうか?
毎日決まった時間に起き、決まった時間に就寝することは「セロトニン」の増加を促します。
2.日光を浴びる
日光を浴びるタイミングは起床後30分までが効果的です。
「セロトニン」は無限に増え続けるわけではないので、1日朝15〜30分間太陽の光を浴びる習慣を付けましょう。
3.ダンスやウォーキングなどの軽い運動をする
運動することは、今の自粛期間中では難しいこともあるでしょうが、自宅でできる運動もたくさんあります。
ヨガや動画を見ながらのエクササイズなど有酸素運動が特に効果的です。
4.タンパク質を適量摂取する
「セロトニン」は脳内で作成されますが、その脳の機能を高めるために主成分となるタンパク質が必須となります。
食事に関してはバランス良く摂取することが良いとされていますが、タンパク質の不足は「セロトニン」の減少につながりますので、タンパク質を過不足なく摂取することが重要です。
5.意図的に涙を流す
涙を流すと交感神経から副交感神経に切り替わり、その際にセロトニンを分泌する神経が活性化され、セロトニンが増加します。
感動する映画やドラマなどを見るのも1つの手段ですね。
セロトニンとCBDはベストマッチ?
「セロトニン」を多く分泌させるための方法を解説しましたが、「セロトニン」と相互作用があるCBDについてご紹介します。
CBDとは?
そもそも日本では知名度が低いCBDについて説明します。
CBDとは、最近日本で合法化された大麻由来の天然物質で、5-HT1A神経受容体を活性化させることで抑うつやうつ病の症状に対しても有効であると示唆されるデータがあります。
またその5-HT1A神経受容体は「セロトニン」と相互作用があり、CBDは「セロトニン」の働きを促進することができます。
つまり、CBDは抗うつ薬に似た効果をもたらします。
副作用も現在確認されていないため、安心して服用することができますね。
他にもリラックス効果があり、不眠症に悩みを抱えている方にオススメできます。
日本でもネットショップや専門店にて販売しているため、気軽に購入できるのですぐに試せます。
幸せになる幸せホルモンちゃんと出せてる?分泌方法を徹底解説
この記事では、幸せになる幸せホルモンちゃんと出せてる?分泌方法を徹底解説についてご紹介しました。
ストレスフルな現代社会において、うつ病や不眠症などの精神疾患はいつ自分の身に降りかかるかわからないものです。
新型コロナウイルスによる自粛期間が長引けば長引くほど、人間関係が希薄化してうつ病や不眠症のリスクは劇的に上がります。
最近では夜更しや運動不足が原因で「セロトニン」が低下しやすい生活、環境になってきています。生活習慣を見直す、適度な運動を行う、CBDを摂取する、などをしてうつ病や不眠症の予防対策を心がけましょう。