Sound

皆さんは、音に癒されたという経験はお持ちですか?

例えば、快い音を聞いてリラックスしている時私たちの体の中では、自律神経系や免疫、代謝機能が活性化すると言われています。​

サウンドセラピーは音を利用することで肉体的、そして精神的に癒し健康を促進する効果があるのです。

今回は、サウンドセラピーについて解説していきます。

この記事を読むことでサウンドセラピーについて知ることが出来ますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

サウンドセラピーとは

サウンドセラピーとは一体どういったものなのでしょうか?

以下では、サウンドセラピーについて解説しています。

音が私たちにもたらす影響

私たち人間の体は約70%の水と骨で構成され、音の影響を受けやすい物質で成り立っています。

音の正体は、物理的に振動する波動です。

現代に生きる私たちは、日々たくさんの音に影響を受けて生活しています。

車や電車の通る音、携帯の音、風の音や海の音など、音も様々です。

自然が生み出す音は、10万Hz以上(超音波)の周波数まで含まれています。

​​サウンドセラピーとは音の効果に着目した音楽療法です。

音の周波数で心身を癒す

音の周波数は空気の振動で生まれます。

周波数の単位をHz(ヘルツ)といい、数値が大きくなると高い音、小さくなると低い音を表します。

なかでもソルフェジオ周波数と呼ばれる特定の周波数は、人の心と身体によい効果を働きかけると話題になっています。

ソルフェジオ周波数は癒しの音楽として知られる『グレゴリオ聖歌』をはじめ、古くからある聖歌などにも含まれていることがわかっています。

現在は海外を中心に、ヒーリングや治療の一部にソルフェジオ周波数が取り入れられています。

サウンドセラピーで使用する道具

サウンドセラピーでは、シンギングボウルと言う道具を使います。

シンギングボウルとはシンギング=歌う・音を出す、ボウル=器のことです。

スティックを用いて縁を叩いたりこすったりすることで、独自の癒しの音色、倍音を奏でることができます。

シンギングボウルが奏でる倍音とは基本的な音の複数倍になっている振動のことで、心地良さやヒーリング効果があるとされています。

サウンドセラピーの効果

サウンドセラピーには様々な効果があります。

以下では、サウンドセラピーの効果について解説しています。

ストレスの軽減

サウンドセラピーでは音そのものが持つ癒し効果と、音響振動のリラクゼーション効果により副交感神経が優位となります。

副交感神経が優位になることで、心身の緊張が緩みストレスが軽減するのです。

また、サウンドセラピーは男性よりも女性の方が効果が高く、その理由としては女性の方が水分の含有量が多いためだと言われています。

身体の痛みの軽減

サウンドセラピーは、肩こりや頭痛などの身体の慢性的な痛みにも効果があります。

肩こりや頭痛などの身体の痛みは、細胞の振動の乱れから起こります。

サウンドセラピーはその振動の不調和を「音」で改善し、自然治癒力を高めてくれるのです。

サウンドセラピーには精神的な癒しだけではなく、身体の痛みや不調も取り除いてくれます。

不安障害やうつ病の軽減

サウンドセラピーは、不安障害やうつ病といった精神疾患に高い効果を発揮します。

脳内のセロトニン不足が原因といわれているうつ病。

ある実験では、サウンドセラピーする前と後でセロトニンの濃度を比べてみたところ、サウンドセラピーを行った後のセロトニン濃度が上昇していました。

このことからサウンドセラピーは、精神疾患の一つの治療法として期待されています。

CBDでサウンドセラピーの効果を上げる

CBDは大麻成分(カンナビノイド)のうちの一つです。

大麻と聞くと日本では違法なイメージを持たれがちですが、CBDは合法な成分です。

日本で規制されている大麻成分は、精神作用があるTHCのみになります。

CBDには非常に高いリラックス効果があり、サウンドセラピーとの相性も良いです。

また、CBDには以下のような症状に効果があります。

  • うつ病
  • 不眠症
  • 偏頭痛
  • 肉体疲労

海外では様々なCBD製品があり、最も使用されているのがCBDオイルです。

最近では日本でも通販や店舗などで、手軽に買えるようになってきました。

CBDを取り入れることで、さらにサウンドセラピーによる効果が上がる期待できるでしょう。

まとめ

ここまでサウンドセラピーについて解説してきました。

いかに音が私たちに影響があるのかが、お分かりいただけたかと思います。

身体に良い音を聞くことによって、心と体を癒す不思議な力があります。

サウンドセラピーは心と身体に優しく副作用のない治療法です。

このような優しい治療法が、今後ますます必要になってくるでしょう。