カナダ マリファナ

2018年に大麻の嗜好品としての使用の合法化がカナダで決定し、世界国単位で合法化になったのはウルグアイについでの2カ国目になり、世界からの注目を集め大麻に関しての注目度が高くなり、アメリカも州単位で次々とこれに続くさなかのことであった。(現在医療用大麻の利用は33州で、嗜好品としては10州で合法)現地大麻関連産業は「グリーンラッシュ」と呼ばれる急成長にわいている。しかしこの流れを受けて日本の領事館がカナダを訪れる日本人に対して「日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います」と警告を出したことからも明らかなように、日本で同様の利用の是非を問う議論は、いまだ論外の感がある。このような状況を受けて日本人は大麻の代用品を探さなければ今後の大麻関連産業について行けず引き離されてしまう状況になっていくでしょう。

大麻の代用品はCBDで代用できる?

マリファナ

日本で最近市場規模を上げてきているのがCBD(Cannabidiol)である。CBDとは大麻草から取れる成分になっており、大麻のリラックスできる良い成分になっており、一般的に大麻のハイになる成分はTHCという成分になっている為、日本でもCBD自体は合法になっております。

海外では、CBDが今の賑やかなウェルネス製品であることは間違いありません。現在合法である州に住んでいる場合、CBDが一種の場所から完全にあらゆる場所に一斉に移動したように感じるかもしれません。コーヒーショップはCBDラテを販売し、スパはCBDフェイシャルトリートメントを提供しています。美容会社はCBDやヘンプオイルを配合したローションを急いでリリースしています。

マリファナにも代用を可能に?

マリファナの代用にもCBDが成功したことをアメリカの「米国医学図書館国立衛生研究所」の参考文献でも実験結果が発表されております。CBDは、不安を軽減し、睡眠を改善し、その他の神経保護効果をもたらすという薬効があり、CBDの作用機序は中枢神経系内の多くの場所でTHCの精神活性特性に拮抗することが示唆されています。

実際研究結果としては、下記のように記されております。

「患者は27歳の男性で、長年にわたる双極性障害の診断と、マリファナ使用への常習がありました。説明された介入では、患者の治療に加えられた唯一の変更は、CBDオイルの追加であり、用量は24 mgから18 mgに徐々に減少しました。CBDオイルを使用すると、患者は不安が少なくなり、通常の睡眠パターンに落ち着きました。彼はまた、CBDオイルを始めて以来、マリファナを一切使用していなかったとも述べています。投薬量が18 mgに減ったことで、患者はマリファナの不使用を維持することができました。」

このように長年薬物依存で苦しいんでいた患者もCBDを代用することでマリファナを払拭する事ができ、CBDの可能性を広げたことが記されております。

大麻の代用品の新たな物を発見!!

最近欧米諸国の医療現場では、亜麻(リネン)の種子がCBDに非常に類似したカンナビノイドのような化合物を生成することが発見されました。それらは非常に類似した抗炎症作用を持っているようであり、亜麻製品は細胞の免疫学的応答に影響を与えることができる生物学的に活性なカンナビノイド様化合物の源となり得ることを示しています。この可能性を追求する多くの研究はありませんが、亜麻仁油はよく知られている抗炎症油です。それは非常に成功した癌治療として使用されるブドヴィッヒプロトコルの主要なコンポーネントを形成します。

亜麻は比較的寒い地方での栽培が向いている為、国内だと北海道で生産をしており、組成の衣服やストール、シーツなどはこの亜麻で作られていたようです。

大麻代用品まとめ

きたい今回紹介させていただいたのは、大麻の代用商品はたくさんある中で「CBD」「亜麻」を紹介させて戴きました。両方とも医療の現場で今後活躍する期待があり、日本でも育成が可能になっていることから市場規模の拡大が望める商品になっていくでしょう。それに伴いCBDのみ内容されている商品を見極めることも難しくなってくる可能性があるので大麻草に関しての知識を蓄えておく事も重要になってきます。

医療大麻も合法化されていない日本で今後どんな動きがあるのかもしっかりと注目していところです。

大麻の代用品や合法化に関して、日本での大麻合法化はいつ?禁止されている理由と代替品

の記事でも解説しているのでご興味のある方はぜひ参考にしてください。