リックシンプソンオイルは、ある1人のカナダ人男性によって生み出されたオイルで、彼の名前にちなんでこのオイルの名が付けられました。
このオイルは癌を治す働きがあるとして今、注目を集めています。リックシンプソンで病を完治させた経験から、医療大麻を推進する活動を行っています。
今回は末期癌をリックシンプソンオイルで治した男性の物語と、このオイルの特徴について解説していきます。
また、CBDとの違いについても詳しく解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
この記事を読むことで、リックシンプソンオイルについての知識が得られます。
リックシンプソンオイルとは?
まず、リックシンプソンオイルとは一体どういったものなのでしょうか?
以下では、リックシンプソンオイルについて解説しています。
大麻成分を濃縮した液体
リックシンプソンオイルは、大麻そのものを煮詰めて抽出した濃縮オイルです。
摂取方法は、経口摂取か直接患部に塗る方法の2種類あります。
オイルの色は黒い液体で一見すると毒々しいですが、様々な効能を秘めています。
大麻成分がまるごと濃縮されているオイルなので、効率良く成分を摂取することができます。
日本やアメリカ一部地域では違法
リックシンプソンオイルが日本や一部アメリカ地域などで問題なのは、その違法性です。
このオイルにはTHC成分が豊富に含まれているため、幻覚などの向精神作用を引き起こします。
そのため日本などでは違法な成分であり、例え医療目的であっても使用は認められていません。
しかし、今後法律の動きがあれば使用できる可能性はゼロではないのです。
CBDとは何が違うの?
リックシンプソンオイルとCBDオイルの大きな違いは、含まれている成分にあります。
CBDオイルは現在の日本では、違法ではありません。
何故ならCBDオイルには、向精神作用のあるTHCが含まれていないからです。
CBDオイルはTHCが含まれていないため、現在では日本の通販や店舗でも簡単に手に入ります。
効能もリックシンプソンオイルと似ているところがあるため、CBDオイルはリックシンプソンオイルを試したいと思う人にはオススメです。
医療大麻としての期待
リックシンプソンオイルがこれからもっと広まれば、医療大麻としての活躍が期待されます。
日本でも大麻に対する法の動きがあれば、リックシンプソンオイルによって恩恵を受ける人はますます増えるでしょう。
リックシンプソンオイルで癌を治した男の物話
リックシンプソンオイルは、どのようにして生まれたのでしょうか?
以下では、リックシンプソンオイルの歴史を解説しています。
末期の皮膚癌と診断
リックシンプソンオイルの生みの親であるリックシンプソンは、2003年に末期の皮膚癌と診断されました。
癌は脳にまで転移していたため、残り少ない余命も宣告されたのです。
西洋医学の癌治療も受けましたが、あまり病状は良くなりませんでした。
<h3>きっかけはラジオ</h3>
余命を宣告され自暴自棄になったシンプソンは、昔聞いたラジオの言葉を思い出しました。
「大麻のTHCがマウスの癌を治した」
この言葉を思い出した彼は、もしかしたら自分の癌にも大麻が聞くのではないか?と思い始めます。
大麻オイルを自作
シンプソンは、大麻オイルの自作を試みました。
最初の頃は、担当医からも無謀な挑戦だと言われたそうです。
何回もの失敗を重ねましたがシンプソンはその執念で諦めずに自作を続けました。
そこで生み出されたのが彼の名前にちなんで、リックシンプソンオイルと名付けられたのです。
皮膚癌が消えた!
シンプソンは早速、自作したオイルを自分の患部に塗布してみました。
すると、みるみるうちに腫瘍はなくなり癌がなくなってしまったのです。
この効果にオイルを自作した彼自身も驚きと喜びに包まれました。
リックシンプソンオイルに救われた命は5000人以上
自らの体でリックシンプソンオイルの効果を実感したシンプソンは、この実体験をもとに医療大麻の活動家になりました。
彼に救われた癌患者は、5000人以上にも昇ります。
国立癌研究所は最近になって大麻が、癌細胞を殺すことを認めました
シンプソンは、この研究よりも前に大麻の効能に目をつけていたのです。
まだ万人に効果のあるオイルと立証はされていませんが、この実績は医療関係者も注目している事実なのです。
まとめ
ここまで、リックシンプソンオイルについて解説してきました。
このオイルが生み出された過程を振り返ると、いかに大麻が癌に恩恵をもたらしているかが理解できたと思います。
現在の日本の癌治療ではこのオイルは使用できませんが、法的に認められているCBDオイルのように日本では大麻合法製品も流通しています。
CBDオイルのようにリックシンプソンオイルも法の動きがあれば、たくさんの癌患者を救える日もそう遠くはないはずです。