CBDのマイクロドージングって何?効果ややり方について解説

最近、様々な分野で「マイクロドージング」という言葉を耳にすることが増えてきています。
医療品やサプリメントへの活用に期待が寄せられるマイクロドージングですが、CBDにもマイクロドージングは有効なことをご存知ですか?
今回はマイクロドージングについて、すでにご存知の方もご存知でない方にもわかりやすく、CBDをマイクロドージングを行う方法をご紹介します。

マイクロドージングとは何か

そもそもマイクロドージングとは一体どういったものでしょうか。
マイクロドージングとは主に、娯楽用のドラッグ等をごくごく少量摂取することで、いわゆるキマってしまうような状態を避けつつ、クリエイティビティを引き出したり、脳を活性化させてアクティブになれたりする、また鬱病やADHAにも効果を発揮する、といったものです。

LSDのマイクロドージングが海外で流行中

最も有名なマイクロドージングの例としては、LSDのマイクロドージングが挙げられます。
LSDとは幻覚剤の一種で、摂取することで視覚障害や意識の混濁を引き起こしますが、クリエイティビティの向上などの効果もあるようで、かのスティーブ・ジョブズもLSDを「人生で最も重要だった体験の一つ」と評しています。

LSDは違法薬物のため日本で使用できませんが、実際にLSDでマイクロドージングを行なったようなレポートは数多く見受けられます。
その多くが、ごくごく少量のLSDを摂取することにより、幻覚や平衡感覚の消失等は発生せず、「仕事に集中できた」「社交的な振る舞いになった」「やる気に満ち溢れた感覚」「クリエイティビティが発揮された」と評しています。

実際にアメリカのシリコンバレーでは、エンジニアやデザイナーなどの専門職の間で、LSDのマイクロドージングが流行しているようです。

CBDをマイクロドージングするとどうなるか

では、CBDをマイクロドージングするとどういった効果が得られるのでしょうか。
CBDは「多量に摂取すると沈静し、少量摂取すると覚醒する」といった特性を持ちます。
CBDの活用方法として就寝前やリラックスしたい際に摂取し、沈静効果を得ることが多いですが、マイクロドージングすることによってアクティブに活動したいタイミングや仕事の際にもCBDを活用することができます。

また、疾患の改善を目的としてCBDを使用する際にもマイクロドージングが有効な場合があります。
一部の研究では、CBDはごく少量でも様々な疾患に対して有効に働き、多量に摂取するのとほとんど変わらない効果を発揮するといった結果が得られています。
マイクロドージングによりCBDの摂取量を少なくし、金銭的な負担を減らしつつ疾患の改善を図ることができるのです。

CBDのマイクロドージングを行うには

マイクロドージングを行うためには、どの程度の量CBDを摂取すると自身にどういった変化が起きるのかを正確に知る必要があります。

具体的には、ごく少量(15mg程度)のCBDを摂取し、1時間程度様子を探ってみてください。
何か変化を感じた場合は、あなたにとっては15mg程度がCBDのマイクロドージングにおける適量だと言えるでしょう。
大きな変化を感じる場合は、さらに摂取量を下げてみてもよいでしょう。

1時間程度経っても変化を感じない場合は、再度15mg程度のCBDを摂取してみてください。
これで変化を感じられれば、30mgが適量ということになります。
総摂取量が45mgになるまでこれを続け、それでも変化を感じないようであれば、翌日も同様の摂取方法を試しましょう。

3日間程度この方法を試しても効果が感じられない場合は、一度の摂取量を20mg~30mgに増やしてみてください。
CBDは日々摂取することで体内に蓄積し、より効果が得やすくなる、といった特徴を持っています。
焦らずに毎日少量ずつ摂取し、用量を増やす場合も少しずつ増やしていくことが、マイクロドージングに最適な量を探る重要なポイントです。

CBDのマイクロドージングを行う際の注意点

CBDや大麻製品は、多量の摂取を恒常的に行い続けると耐性がつき、効果を得るのに必要な量が増加します。

例えばお酒の場合は、毎日飲んでいれば酔っ払うまでに必要な量が増えることは想像に容易いかと思います。
同様にCBDでも多量の摂取が続けば、効果が出づらくなります。

現在すでに恒常的にCBD製品を使用している方は、一度CBD製品の使用を中断し、1週間~2週間程度の期間を置いてからCBDのマイクロドージングを行うことをオススメします。

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CBDのマイクロドージングって何?効果ややり方についてまとめ

今回はCBDのマイクロドージングについて解説いたしました。
マイクロドージングは人それぞれで適切な量が異なるため、自分で試して適切な量を見つける必要があります。
適切な量を見つけるためのマイクロドージングの方法については、ぜひ当記事でご紹介した方法を試してみてください。