CBD-1

CBDをやろうかと検討している方で慎重な方は様々なウェブサイトを確認して調べていることと思います。しかし、あまり大麻やその成分などについての専門家でもない限り、何が何やら混乱してしまいがちです。今回はCBDやTHC、ECSなどの専門用語に慣れ親しんでない方を対象によく出てくる基本的なCBD関連の用語のリストを作りました。参考になれば幸いです。

CBD関連用語

下記、基本的なCBDに関連する用語を載せております。

■Cannabis:カンナビスとは大麻のこと。ヘンプやWeedなど様々な言い方をする。

日本では嗜好目的の所持は大麻取締法により禁止されています。るが、しかし、例外として「ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」と本法律に書かれているため、茎及び、種子からとれるCBD関連製品のみ日本では輸入が認められています。る。

■カンナビノイド:THCやCBDなどの大麻由来の成分。代表的なカンナビノイドはTHCやCBDである。

また、大麻由来の場合は植物性カンナビノイドという表現をされ、「アナンダミド」や「2-AG」などの体内に存在するカンナビノイドは、内因性カンナビノイドと呼ばれている。

■THC:テトラヒドロカンナビノールの略。幻覚や記憶障害などの精神的作用を及ぼす危険な大麻の成分。日本では麻薬及び向精神薬取締法により、禁止されている。濃度規制は無いので、逆に少しでもTHCが検出されれば違法となります。スペクトラムオイルなどの購入される際は、第三者機関によってTHCが含まれていないということが確かめられた製品を購入することが大事です。CB1レセプターとの親和性が高いのが特徴です。。

■CBD:カンナビジオールの略。THCとは違い、精神的作用はありません。

CB1レセプターとの親和性が低いのが特徴です。ECSを改善し、リラックス効果や安眠効果などに寄与する可能性があり注目を浴びています。

■CB1レセプター:受容体の一種で、神経細胞上に存在する。CB1レセプターと内因性カンナビノイドが結びつくことで、体に影響を及ぼす恐怖などの余計な記憶を消したりする。THCはCB1との親和性が高く、消さなくてもいい記憶まで消してしまうため、記憶障害が起こってしまいもんだいとなっています。起こる。CBDはCB1レセプターとの親和性は低いが、内因性カンナビノイドを誘発し、恐怖記憶などを記憶から消し去り、不安な感情などを抑えます。

■ECS:エンド・カンナビノイド・システムの略。痛みや免疫調整、不安などの感情や記憶などの抑制する機能を持っている。ECSは体内に存在する内因性カンナビノイド「アナンダミド」と「2-AG」がCB1レセプターと結びつくことで、身体の調整機能を果たす。なお、現代では強いストレスや老化などでその機能が損なわれていることが問題になっています。

CBD関連製品の用語について

下記、CBDに関連する基本的な製品の用語をまとめてみました。

■アイソレート:英語では、Isolateと書きます。主に、純粋なCBDのみが含まれているパウダー状もしくは、結晶状の製品のことを言います。ほぼ99%CBDという高濃度なのが特徴です。そのまま使うというよりは、濃度の低いCBDリキッドやオイルなどに溶かせて、濃度を調整する補助的な役割があります。そのまま使用する場合、体がCBDに耐性ができてしまい、思うような効果を得られなくなるといわれています。

■フルスペクトラム:英語では、full-spectrumと書いて、全範囲という意味です。大麻に含まれるTHC以外のすべての成分が入ったオイルや、リキッドなどを表現するときに使います。日本ではTHCが違法な成分に当たるため、本成分だけ非検出レベルまで除去されていますが、それ以外の成分がすべて含まれているのが特徴です。野性味がひどく、人によってはこのまれない味がします。

■ブロードスペクトラム:Broad-Spectrumと書いて、広範囲という意味です。フルスペクトラムとの最大の違いは、フルスペクトラムはTHCを除く成分が天然のまま作られています。しかし、ブロードスペクトラムは一旦大麻からCBDを除くすべての成分を取り除きます。その後、味や、テルペン、その他カンナビノイドを添加して、います。人間が好むような味を作り上げています。しています。

■皮膚投与:CBD関連製品の摂取方法の一つ。皮膚にCBDオイルを塗ることで皮膚を通じてCBDを摂取します。

■経口投与:CBD関連製品の摂取方法の一つ。CBDオイル等を直接口に入れて、胃を通じてCBDを摂取します。

■舌下投与:CBD関連製品の摂取方法の一つ。CBDオイルを一旦舌の下に垂らし、90秒間置いておくことで、毛細血管を通じてCBDを摂取します。

■吸入投与:CBD関連製品の摂取方法の一つ。電子タバコ用のCBDリキッドを、熱して水蒸気状とし、吸い込むことで摂取します。4つの摂取方法の中で最も生体利用率が高く、摂取後すぐに効果が現れます。

終わりに

今回はCBDに関連する用語をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。これ以外にも山ほど専門用語が存在しますが、まず基本編ということで結構調べているとかなり目の当たりにする基本的な用語を中心にまとめました。もしあまりに専門用語が多すぎて頭の整理ができなくなったときは本用語集が役に立つのではないでしょうか。