近年コロナによる外出自粛などの影響もあり、自宅から出ることが少ないような生活様式が世界中で広まっています。日本でも宅配サービスの充実などがさらに自宅から出ない生活に拍車をかけていますよね。外出する機会が少なくなることで、運動不足や美意識の低下など、様々な弊害が起きているという声も多いです。
そこで当記事では、美容効果やリラックス効果、筋肉をほぐして体の不調を改善する効果があると考えられている、フーレセラピーについてご紹介します。フーレセラピーとは何か、どのような効果を持つのか、といった点を中心に詳しく解説するので是非最後までご覧ください。
フーレセラピーってなに?
フーレセラピーとは一般的な手で行うマッサージとは異なり、足で踏むようにして行うマッサージのことです。足の力は手の力と比較して3倍〜4倍以上と言われており、施術を受ける側だけでなく、施術する側にとっても体への負担が少ないため、近年注目が集まっています。
また、手で行う施術で強くほぐそうとすると、力が一箇所に集中するため、効率が悪くまた体を痛めてしまう可能性もあります。ですがフーレセラピーでは足の裏で踏むように施術するため、広い範囲に強い力を均一にかけることができ、効率的に体をほぐすことが可能です。
短時間で広い範囲をほぐすことができるため、単純にマッサージとして気持ちが良いだけでなく、筋肉の緊張をほぐし、凝りを潰し、リンパや血液の流れを促進することで美容効果や新陳代謝の上昇も見込めます。リズムよく広い範囲をほぐしてゆくため、一般的なマッサージよりも気持ちいいと感じる人も多いようです。
フーレセラピーの効果は?
フーレセラピーの代表的な効果としては、以下のような効果が見込めると言われています。
- 筋肉の緊張をほぐす
- こりをほぐす
- リンパの流れを促進する
- 血液の流れを促進する
- 代謝の向上
- 体温の上昇
- 関節を柔軟にする
- 体型維持
- リラックス効果
- 美容効果
フーレセラピーには非常に多くの効果が期待されており、広範囲に一度に施術を行える効率の良さからも、現代に非常に即したリラクゼーションの方法だと言われています。またフーレセラピーでは一点なマッサージよりも弱まるため、揉み返しも少なくなるようです。
フーレセラピーは施術する側にもメリットがある?
フーレセラピーは一般的なマッサージやエステとは異なり、施術を行う側にとってもメリットのあるリラクゼーションです。手を使うよりも圧力がかけやすく、施術者にとって体への負担が軽いため、力の弱い女性や中高年の方でも十分なマッサージを行えます。手の関節を痛めてしまう、なんていうことも少ないでしょう。
また、フーレセラピーの施術では施術者が体全体を使うので、施術者自身が有酸素運動をしているような状態になります。必然的に体を動かし代謝を上げることになるので、セラピストの血液の循環が促進され、身体機能の維持に繋がるでしょう。フーレセラピーの施術そのものがセラピストにとっても有酸素運動になったり、身体機能の維持、体の引き締めやストレッチのような効果を持つので、施術を受ける側、施術を行う側、両者にとっての体のケアになります。
フーレセラピーを学ぶ方法は?
フーレセラピーはまだまだ日本では浸透しきっておらず、無料で活用できる講座や教材はほとんどないのが現状です。そのため、高いレベルでフーレセラピーを習得しようとすると、専門の口座を受講するしかないでしょう。
ただし専門の講座を受講すれば、フーレセラピストとして仕事をすることができるようになります。例えばフーレセラピー協会が展開しているフーレセラピーアカデミーでは、有料ですがフーレセラピーを目指す人のための講座が開かれています。
その中でも例えば、トータルボディ講座などでは、初心者でも学びやすい内容が展開されており、力のない女性や中高年の方でもフーレセラピストを目指すことができるでしょう。
さらに講座の中では、生理学や解剖学、病理学まで学ぶことができるので、フーレセラピストにならなくとも役立つ内容がたくさん。フーレセラピーについて学ぶことは、単純にマッサージを学ぶだけでなく幅広い知識を得ることにつながるのですね。
美容やリラックス効果のあるフーレセラピーって?-まとめ-
今回は現代社会にぴったりのリラクゼーションとして近年注目を集めている、フーレセラピーについて解説しました。フーレセラピーは足で踏むようにして行うボディマッサージで、手で行うよりも少ない力で、広い範囲に効率的にマッサージを行うことができます。マッサージの効果が高いことはもちろん、施術者にとっても体への負担が少ないリラクゼーションです。また瀬術される側の体に好影響をもたらすだけでなく、瀬術する側の人にとっても代謝をあげたりと様々な好影響があります。この機会に是非フーレセラピーを学んでみてはいかがでしょうか。