頑張ってもやる気が出ないあなたにやる気が出ない原因や対処法

あなたは何をしようとしてもやる気が出ないという経験はありますか？無気力な状態で日々を過ごすのはつらいものがありますよね。

本記事ではやる気がでない原因と対処法についてご紹介します。今やる気が出なくて困っている方、周りに無気力な方がいて力になりたいとお考えの方はぜひお読みください。

やる気が出ないことによる弊害

やる気が出ないとどのような事象が起こり得るでしょうか。まず考えられるのは、作業効率の低下です。やる気が出ないときはダラダラと作業をしてしまいがちですが、悪循環に陥ってしまうため要注意です。作業効率が低下すると当然のことながら仕事や学業において成果を出しづらい状態ですね。

そして無気力がさらに悪化してしまうと、日常生活でしなければならないことが何も手につかなくなってしまいます。こうなってくると、いよいよ社会生活を送るのが難しい状態です。人間関係が上手くいかなくなったり、退職や交友関係が狭くなったりすることがあります。社会的な不利益を感じることもあるでしょう。

やる気が出ない原因と対処法

やる気がでない原因には考え方によるものと外的要因によるもの、身体面の問題が考えられます。これらの原因と対策について説明していきます。

例外はありますが、物事に対しての考え方でやる気はある程度コントロールできるとされています。以下のような心当たりはありませんか。

・やることが漠然とし過ぎていて何から手を付けたらいいのか分からない

・するべきことは分かってはいるけれど目標設定に無理がある

・やることが多すぎる

やることが漠然としている場合は、何でもいいからまず何をするか決めましょう。何もしないまま時間だけが経過すると、結果として何もできないままになってしまいます。とりあえず目の前の小さなことを消化するように動いてみてはいかがでしょうか。

何かに取り組むときには目標を設定することがありますが、目標が大きすぎるということはありませんか。そんな方は、少し頑張ったら達成できる目標を決めて、達成したらまた少し先の目標を決めるといった方法をとると挫折しにくいです。

もちろん夢を大きく持つことは大切なことですが、夢を叶えるために日々目の前のどのようなことに取り組んでいくのか決めるのも同じくらい重要です。

熱心で真面目な人ほど、タスクが増えると焦ったり、考え込んで自分を責めたりする傾向にあります。全て中途半端に手をつけてしまうのではなく、一つ一つの作業を確実に終わらせていきましょう。責任を持って仕事に取り組むのは大切なことですが、手に負えない場合は周囲に助けを求めることも一つの手段であることを頭に留めておきましょう。

やる気が出ない原因には、外的要因も深く関わっています。人間関係によって過度なストレスを感じていないか振り返ってみましょう。

身の回りの不要なものを一気に処分してスッキリした経験はありませんか。「部屋の乱れは心の乱れ」という言葉のように、身の回りの整理整頓ができていないと思考が煮詰まってしまうことがあります。

無気力な状態が長く続いて何も手につかない場合は、病気が潜んでいる可能性を考えましょう。ただの落ち込みか病気かは判断がなかなか難しい部分ではありますが、生活へどれだけ支障が出ているか、無気力以外の自覚・他覚症状はあるかで判断することが可能です。うつ病や無気力症候群は簡潔に説明すると、考え方や環境の変化などの要因が複雑に絡み合い、ストレスにさらされた状態が長く続いた場合に脳が防御反応を起こした状態です。医療機関を受診しましょう。