ストレスまみれの現代社会では、多くの方が抜け毛や薄毛に悩まされています。単純な薄毛から、円形脱毛症まで様々な症状がありますが、育毛や増毛は費用も高くなかなか対策ができないのが現実です。
そんななか、CBDが薄毛や脱毛症への対策として有効である可能性がでてきたそうです!
当記事では、CBDのどういった点が抜け毛に対して効果があると期待されているのか、CBDは髪に対してどのように効果を現すと考えられているのか。また、CBD製品の髪への使用方法などについても、解説していきます。
抜け毛や薄毛が気になっている、これまでとは違う方法で抜け毛や薄毛の対策がしたい、という方はぜひ当記事をチェックしてください。
そもそも薄毛や抜け毛の原因って?
CBDが髪の毛に与える影響を解説する前に、そもそもどう言った理由で薄毛や抜け毛が起きるのかを知っておきましょう。
薄毛や抜け毛の原因は多岐に渡りますが、内的要因と外的要因に大別することができます。
内的要因として最もよく知られているのが、ホルモンバランスの崩れです。
多くの場合、加齢によりホルモンバランスが乱れ、特に男性ホルモンであるテストステロンの値が高くなると、薄毛や脱毛が起こりやすくなります。
薄毛や抜け毛は男性に多い悩みだと思われていますが、実は女性でも薄毛や抜け毛に悩まされることが多々あります。
女性の場合は、出産による髪質の変化(千切れやすくなったり癖が出たり)や、抜け毛に悩まされることが多いようですが、こちらもホルモンバランスの乱れが要員となる場合が多いです。
テストステロンなどの男性ホルモンは女性の身体にも備えられているため、ホルモンバランスが崩れて女性ホルモンより男性ホルモンが多くなると、薄毛や抜け毛が発症する場合があるのです。
また男女共通の事項として、疲労やストレス過多、十分な睡眠が取れていないなど、様々な要因により頭皮に栄養素が行き渡りにくくなります。
さらに、タンパク質や亜鉛、ミネラル、各種ビタミンなど栄養素に偏りがある場合も、薄毛や抜け毛の原因となり得ます。
外的要因としては、紫外線が頭皮にダメージを与えたり、汗や皮脂で毛穴が詰まってしまうことが、抜け毛や薄毛の原因となる場合があります。
その他にも、
- 飲酒
- 喫煙
- 偏った食生活
- 睡眠不足
- 紫外線
- 皮膚疾患
- 過剰な皮脂の分泌
などが薄毛や抜け毛の主たる原因だと考えられています。
CBDは薄毛や抜け毛に有効?
それでは、CBDと薄毛・抜け毛の関係について考えてみましょう。
CBDを使用すると、薄毛や抜け毛に有効なのでしょうか?
残念ながら、現在CBDの使用が薄毛や抜け毛の予防、対策、発毛促進に有効であるとする科学的なエビデンスは存在していません。
ただし、CBDが抜け毛や薄毛の対策として、有効である可能性を示すことはできそうです。
エンドカンナビノイドシステムが頭皮を正常化させる可能性
CBDは体内に備わるエンドカンナビノイドシステムに働きかけ、身体の機能を正常化する働きがあるとされています。
CBDを摂取することで、頭皮や毛根のエンドカンナビノイドが正常化されることで、頭皮に十分な栄養が行き渡り薄毛や抜け毛の対策になる、と考えることができそうですね。
CBDは不安やストレスを軽減させる
CBDには不安やストレスを軽減させるような効果があると言われています。
薄毛や抜け毛の内的要因であるストレスを軽減することが、薄毛・抜け毛の症状を取り除き、発毛・育毛を促進する可能性は高そうですよね。
CBDの抗炎症作用が頭皮環境を正常化する可能性
CBDは高い抗炎症作用や抗酸化作用を持つとされており、筋肉痛や皮膚炎、関節症などに有効だと考えられています。
同様に、CBDの抗炎症作用が頭皮環境を正常化することで、育毛を促進する可能性があるのではないでしょうか。
こういった理由から、CBDは薄毛・抜け毛に対して有効なのではないか、と言われているのです。
実際にCBDを抜け毛・薄毛対策として使用する場合は、2通りの方法が考えられます。
一つは、一般的な摂取方法でCBDを摂取すること。体内のエンドカンナビノイドシステムにCBDが働きかけるように使用します。
もう一つは、CBD入りのシャンプーを使用する方法。直接患部にCBDを使用することで、より高い効果を発揮してくれるかもしれませんね。
CBDは抜け毛にもきく!?今日から始める抜け毛対策まとめ
今回の記事では、抜け毛や薄毛の原因と、CBDが抜け毛や薄毛にどのような効果をもたらすかを解説しました。
現段階では確実にCBDが抜け毛、薄毛の対策として役立つかどうかを、科学的に証明することはできていません。
しかしCBDがエンドカンナビノイドシステムに働きかけたり、ストレスを軽減し、炎症を抑えることで、毛髪に対して良い効果をもたらす可能性は十分にあるでしょう。
まだまだCBDは研究途中、これからさらに研究が進めばもっと様々なことがわかるでしょう。