私たち人間は、一生のうちに6億から7億回も呼吸をしています。
呼吸と感情は、非常に密接で繋がりが深い関係です。
呼吸の仕方一つで、心身の健康が左右されるといっても過言ではありません。
呼吸を整えることは、手軽に自律神経を整えられる方法でもあります。
今回は、ストレスを溜めないためのリラックス出来る呼吸法を解説していきます。
ご自身のメンタルケアにも、役立てて頂ければ幸いです。
この記事を読むことで、正しい呼吸のリラックス法がマスターできます。
呼吸法は手軽に出来るリラックス法
呼吸法を意識することで、簡単に感情をコントロールできます。
以下では、呼吸法の重要性について解説しています。
あなたの呼吸は大丈夫?呼吸に注目してみよう
呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸の2種類があります。
胸式呼吸は心身が緊張している時に起こる呼吸法で、スポーツなどの運動をしている時などがこの呼吸です。
逆にリラックスしているときは、腹式呼吸といって呼吸は深くゆっくりになります。
どちらの呼吸が悪いというわけではありませんが、無意識に腹式呼吸をしている人は非常に少ないと思います。
常に緊張状態にある人は、胸式呼吸がメインになっているので、ストレスを溜めやすい呼吸になっている可能性が高いです。
緊張や不安を和らげるには、腹式呼吸を意識するようにしましょう。
呼吸でセルフメンタルケア
呼吸が浅いと交感神経が優位に働き、感情も興奮状態になります。
リラックスするためには、副交感神経の働きを優位にする必要があります。
呼吸法を実践しているときは自身の呼吸に集中し、意識することでセルフメンタルケアにもつながるのです。
リラックス出来る呼吸法で得られる効果は、以下の通りです。
- 緊張感の緩和
- 集中力の向上
- 頭痛、肩こりの解消
- ストレス耐性の向上
- 不眠症の改善
交感神経が優位に働きすぎると、不眠や集中力の欠如、肩こりなどの原因となります。
副交感神経を優位にするには、呼吸を腹式呼吸にすることが大切です。
CBDで呼吸の相乗効果を高める
リラックスする呼吸法を手助けしてくれるアイテムとして、CBDは最近注目を集めています。
CBDは主にオイルとして製品化されていて、日本でも通信販売などが主流です。
呼吸法とCBDを組み合わせることにより、高いリラックス効果を得られることが出来ます。
CBDオイルは過呼吸にも効果があり、医療としての効果も期待されているのです。
CBDオイルは、既に海外では人気で精神薬のように副作用もないので、その効果に注目が集まっています。
リラックス呼吸はいつでも、どこでも出来る手軽さ
呼吸は、自律神経の中では唯一自分でコントロールすることができます。
リラックス出来る呼吸法はいつでも、どこでも気軽に行える究極のリラクゼーション法です。
コストも手間も掛からず実践できるので、今すぐ実践してみましょう。
腹式呼吸法でリラックス
リラックスするためには胸式呼吸ではなく、腹式呼吸を意識することが大切です。
腹式呼吸を意識するには、何に気をつければいいのでしょうか?
以下では、正しい腹式呼吸のやり方について解説しています。
腹式呼吸の基本姿勢
ゆったりとした柔らかい椅子に座るか、仰向けに寝るなどの楽な姿勢をとりましょう。
この時に肩の力を抜いてお腹に手を当てて行うと、呼吸に集中できるので実践してみましょう。
行う場所は部屋を薄暗くして、なるべく静かな場所をオススメします。
息を吐く
呼吸のはじめは、息を吐くことからはじめます。
口笛を吹くように唇をすぼめて、できるだけゆっくり時間をかけて息を吐き出しましょう。
吸った時間の約2倍の時間(目安:6秒間)をかけて、口から息を吐ききります。
この時にお腹が凹んで、横隔膜が上がるのを感じましょう。
息を吸う
息を止めた後(目安:1秒間)に鼻から息を吸い込みます。(目安:3秒間)
この時にお腹が膨らんで、横隔膜が下がるのを感じましょう。
この呼吸法を何度か繰り返すことで、心が安定してきます。
腹式呼吸のポイント
腹式呼吸を行うときのポイントは「呼吸に集中する」ことです。
呼吸に集中することで、雑念が消えて瞑想しているのと同じ効果があります。
呼吸に意識を向けることで、高いリラックス効果が生まれるのです。
まとめ
ここまで呼吸で、できるリラックス法を解説してきました。
呼吸法がいかに、感情と密接に関係しているかがお分かり頂けたかとと思います。
- 胸式呼吸ばかりだとストレスを溜めやすい
- 呼吸法一つでメンタルケアが出来る
- CBDと組み合わせれば相乗効果が期待できる
- 正しい腹式呼吸のやり方
リラックス出来る呼吸法は無理せず、気づいた時に自分のペースで行うことが大切です。
これからの時代、ストレス社会を乗り切るためには、セルフメンタルケアが必要になってきます。
そのために、どこでも簡単に出来る腹式呼吸を意識して、自律神経を整えましょう。