最近は日本でも多くの人に認知されているCBD。当サイトをご覧の方の中には、どこに行くにもCBDが欠かせない、といった方もいるのではないでしょうか。
そんな大人気のCBDですが、やはり大麻由来のものなので、普段携行するにも少し抵抗がないでしょうか。
当然ですがCBDには日本では違法のTHCなどの成分は含まれておらず、100%合法なので持ち運ぶことに躊躇する必要は全くないはずです。
しかし現実問題として、CBDを携行するかどうかしっかりと検討すべき場所があります。
それが空港です。空港でCBDを携行していた場合、違法でなくても手荷物検査などで面倒が起きることは想像に難くありません。
そこで今回の記事では、空港でのCBDの扱いについて調査しました。
CBDが生活に欠かせないといった方は特に、必ず当記事をチェックしておきましょう。
空港にCBDは持ち込める?
さて、先述した通りCBDは日本国内において合法的に所持、使用ができます。
CBDについては2020年現在特になんの規制も敷かれておらず、誰でも違法性なく持ち運びが可能です。
では、空港にCBDを持って行く場合はどうでしょうか。
国内線にCBDを持ち込む場合
まずは国内線にCBD製品を持ち込む場合について考えてみましょう。
前提としてCBDは日本国内では合法的に扱うことができるため、持ち運びには何の問題もありません。
ですが、やはりCBDの原料は大麻ということもあり、成分表の確認などを行われる可能性は考慮しておく必要がありますね。
さらに今回、実際に国内線にCBD製品を持ち込んだことがある、という方のブログ等もネット上で見つけられました。
様々なブログ等に目を通しましたが、国内線でのCBDの持ち込みに対して、何か面倒なことが発生したという事例はほとんど見つかりませんでした。
ただし、CBDオイルやCBDリキッドを手荷物として機内に持ち込む場合は、機内持ち込みの液体規定量を超えてしまわないように注意が必要です。
一般的に機内にはペットボトル1本程度の液体の持ち込みが許可されているため、CBDオイルやCBDリキッドで規定量をオーバーすることはほとんどないでしょうが、最悪の場合廃棄処分されてしまうので、十分注意しましょう。
また、機内に持ち込んだとしても、客席でCBDリキッドをVAPEを使用して吸引するのは避けるべきですね。
国際線にCBDを持ち込む場合
国際線にCBD製品を持ち込む場合は、少し話が違ってきます。
CBDはほとんどの国で合法とされていますが、持ち込みはあまりオススメできません。
言語の通じない海外の空港で、CBD製品について質問された際に正しい受け答えができなければ、大麻の密輸などの可能性を疑われ長期間拘束されるなど、非常に面倒な自体に陥る可能性は否定できません。
また、その国独自のCBDや大麻に関する法律を日本にいながら完全に把握するのは難しく、大変な労力が必要となるでしょう。
どうしても海外に行く際にCBDが必要、といった方は、国際線に持ち込むよりも現地で購入する方が無難かと思われます。
海外からCBD製品を持ち帰る場合
海外旅行のお土産として、CBD製品を持ち帰る場合はどうでしょうか。
機内への持ち込みに関しては、あまりオススメではありません。国や航空会社によって機内に持ち込める物質や量については細かな規定があるため、あえて機内に持ち込むのであれば、スーツケースにいれて預けてしまった方が遥かに簡単です。
どうしてもCBD製品を機内に持ち込みたい場合は、しっかりと航空会社毎の規定を調べておきましょう。
さて、日本への入国の際には何か問題があるでしょうか。
実は持ち込みの際には、高確率で製品の詳細を調べられることになります。
海外のCBD製品は、一部THC(日本では違法)などの成分を含んでいる場合があるため、そういった成分を含む製品かどうかは厳重に調査され、最悪の場合は廃棄されてしまいます。
こういった事態を避けるためには、購入した店舗で成分の保証書等をもらっておくことが重要です。
入国管理局からの質問に正しく受け答えを行い、違法な成分が含まれていないことを成分表や購入店の証明書から説明できれば、日本への持ち込みは問題ありません。
ただし、カナダやアメリカの一部の州などの大麻が合法の地域では、THC入りのCBD製品が販売されています。
こういった製品を持って帰ろうとすれば、当然ですが密輸となります。
うっかり間違えて、といった場合でも故意ではないことを証明するのは非常に難しいので、必ず成分をチェックし、THCが含まれていないことを確認しましょう。
CBDオイルは旅行で携帯可能?空港検査には引っかからないのかまとめ
今回は空港にCBDオイルを持ち込み可能かどうかについて調査しました。
結論としては、国内線については特に問題なくCBD製品を持ち運べますが、国際線では行く先の国の法律などから面倒な事態になる可能性があるため、持ち込みはオススメできません。
また、日本へのCBD製品の持ち帰りに関しても、間違ってTHC入りの成分を持って帰ったりしないよう、重々注意が必要です。
現在よりもさらにCBDに関する理解が広まり、心置きなくCBDを楽しめる社会の実現を願ってやみません。
また、大麻が合法の国はこちらの記事でもまとめているので、是非ご一読ください。