現在徐々に人気に火がつき始めているCBD。日本でも合法的に購入、使用できる大麻由来の成分として人気を博しています。
そんなCBDですが、様々な製品が販売されており、CBDオイルやCBDクリーム、CBD飲料なんてものも販売されています。
今回はそんなCBD製品の中でも、もっとも純度の高いCBD製品の「CBDクリスタル(アイソレート)」についてご紹介します。
CBDクリスタル(アイソレート)とは
様々な形状で販売されているCBD製品ですが、今回の記事ではCBDクリスタルについてご紹介します。
CBDクリスタルは別名アイソレートとも呼ばれる製品で、CBDの純度が非常に高いことが大きな特徴です。
CBDクリスタルについて詳しく解説する前に、CBD製品の種類についておさらいしましょう。
CBD製品の種類
CBD製品は用途に応じて様々な形状に加工して販売されています。
CBDクリスタル(アイソレート)以外の有名なCBD製品としては、以下があげられるでしょう。
- CBDオイル
CBDをオイルに溶かしたもの。主に舌下に垂らして摂取する。 - CBDリキッド
CBDを電子タバコで摂取する方向けの製品。CBD入りの溶液をVAPEなどの器具で喫煙するように摂取する。 - CBDクリーム
CBDをクリームに混ぜた製品。直接肌に塗って使用する。 - CBD食品、CBD飲料
CBDを食品や飲料に混ぜた製品。主にお菓子やジュース、清涼飲料水の形で販売される。
それぞれに特徴があり、用途や摂取のタイミングに応じて使い分けるのが望ましいでしょう。
続いてCBDクリスタル(アイソレート)についてご説明します。
CBDクリスタル(アイソレート)ってどんな製品?
CBDクリスタル(アイソレート)とは、CBDを結晶化させたもので、一般的には白くてサラサラした粉末状で販売されています。
最大の特徴はCBD純度の高さで、98%~99%、製品によっては99.9%という高純度のCBD製品となります。
CBDクリスタル(アイソレート)以外の製品では、CBD濃度(純度)が5%~10%程度が一般的なことから、その圧倒的な純度の高さは理解していただけるかと思います。
使用方法は様々で、オイルと混ぜて自家製のCBDオイルを作ったり、加熱して蒸気として摂取したり、食品に混ぜたり、美容品やクリームに溶かしてスキンケアに使ったりと、多様な方法で活用できます。
もっとも一般的な使用方法は、CBDクリスタル(アイソレート)を使用してCBDリキッドを自作し、VAPEで吸引することでしょう。
この方法を使えば、CBD濃度も味も自分好みに調整したCBDリキッドが作成できるため、恒常的にCBDを使用する方にはぴったりです。
ただしCBDクリスタル(アイソレート)は、使用するためにほぼ必ず一手間かける必要があるため、はじめてCBDを利用する方にはオススメしづらい製品でしょう。
逆にCBD中級者・上級者で、これまで以上にCBDを楽しみたい、といった方には一度CBDクリスタル(アイソレート)を試してみるのがオススメです。
CBDクリスタル(アイソレート)のメリットとデメリット
上述した通り、CBDクリスタル(アイソレート)は他のCBD製品をある程度使用したことのある方にオススメの製品です。
さらに細かく、CBDクリスタル(アイソレート)とその他の製品を比較した際のメリットとデメリットを確認してみましょう。
CBDクリスタル(アイソレート)のメリット
CBDクリスタル(アイソレート)を使用するメリットは大きく2つあります。
- 自分好みのCBD製品を作ることができる
- コストパフォーマンスが高い
上述した通り、CBDクリスタル(アイソレート)を使用すれば、自分好みのCBD製品を作ることができます。
人それぞれどの程度の量CBDを摂取したいかは、どの程度で効果を実感するかは異なるため、濃度を自在に調整できることは大きなメリットでしょう。
また、CBDクリスタル(アイソレート)を使ってCBD製品を自作すれば、同様の製品を購入するよりも金額は安くすみます。
CBDの摂取量が多めの方は特に、CBDクリスタル(アイソレート)を使用すれば金銭的なメリットが大きくなりますね。
CBDクリスタル(アイソレート)のデメリット
CBDクリスタル(アイソレート)を使用するデメリットですが、以下の2点が主なデメリットとなります。
- 使用に際して手間がかかる
- アントラージュ効果と釣鐘効果
使用に際して手間がかかる、という点は先述した通りです。そのまま使用することは少ない製品ですので、自身で何かしらの加工を施す必要があります。
アントラージュ効果と釣鐘効果に関してですが、
カンナビノイドは相互に作用しあい効果を高めるという特性を持っており、これをアントラージュ効果と呼びます。
CBDクリスタル(アイソレート)は98%~99%と純度が高く、他のカンナビノイドをほとんど含まないため、アントラージュ効果の恩恵を期待できません。
続いて、CBDを単体で摂取した際に、摂取量が一定に達すると効果の上昇が止まってしまう現象を釣鐘効果と呼びます。
CBDクリスタル(アイソレート)を単体で使用する場合、釣鐘効果により期待していた効果が得られない場合があるでしょう。
CBDクリスタル(アイソレート)についてまとめ
今回の記事ではCBDクリスタル(アイソレート)と呼ばれる製品についてご紹介しました。
非常に汎用性が高く便利なCBDクリスタル(アイソレート)ですが、他の製品と比べた際のメリットとデメリットをしっかりと把握して使用することが重要ですね。