CBDでヒッピー文化は加速する?事情を解説

現在世界中で大人気のCBDですが、CBDが流行すればヒッピー文化が加速するかもしれない、という声があがっていることをご存知でしょうか。
CBDとヒッピー文化には切っても切れない関係性があり、ヒッピー文化が加速する可能性は確かに高いのではないかと思われます。

今回はそもそもヒッピー文化とはなんなのか、ヒッピー文化とCBDの関係とは、といった内容をご紹介します。

そもそもヒッピー文化ってなに?

ヒッピーという言葉を聞いたことはあっても、具体的にヒッピーとはなんなのかを説明できる方は少ないのではないでしょうか。
まずはヒッピーとは何か、どんな文化、どんな思想のことなのかを解説します。

ヒッピーはアメリカ生まれの「自由と解放」を求める文化

ヒッピー文化とは、1960年代のアメリカで生まれた、社会制度や伝統に反対する「自由と解放」を求める若者たちが作り出した文化です。

ヒッピーの多くはベトナム戦争の徴兵を逃れた学生達で、その多くが社会制度や現行の体制に不満を持ち、自由を求めて野生的な生活を行いました。

彼らは第二次世界大戦での原子爆弾の使用やベトナム戦争での化学兵器による虐殺行為に対して反感を持ち、そういった行為を肯定する人々や政府に対して反抗する手段として、音楽や愛情、野生的な生活、そして「大麻」を用いたのです。

現代のヒッピー文化の在り方

1960年代には「自由と解放」を求め、反体制を主張したヒッピーですが、現在のヒッピーはどのような思想を持つのでしょうか。

現代でヒッピー文化を継承している人々の多くは、1960年代の強い思想をもった集団としてではなく、ヒッピー特有のファッションや音楽といった文化を趣味として楽しむことを目的としています(もちろん当時の思想を色濃く受け継いだヒッピーも存在しています)。

現代のヒッピー達は週末に屋外でパーティーを行なったりライブをしたり、といった活動が主流となっており、1960年代当時のイメージとは異なるものだと言えるでしょう。

ヒッピー文化とCBD、大麻の関係性

1960年代のヒッピー達は、自然回帰を趣旨として都会から離れた自然の中で、集合体をつくり野宿をして生活していました。
さらに自然体を求めたヒッピー達は、フリーセックスやお金を使わない生活を行い、精神の解放として大麻を使用することが多かったそうです。

ヒッピーは学生を中心としており、野宿でお金を使わない生活をしていましたが、完全にお金を使わない生活は実現できず、大麻やドラッグの売買を主な収入源としていたようです。

大麻を育てて売買し、使用するといったことはヒッピー達にとってごく当たり前のことであり、ヒッピー文化に大麻は欠かせないものとなっていきました。
こういった背景から、ヒッピーは大麻と切っても切れない関係を作っていったのです。

CBDが流行するとヒッピー文化も流行するのか

現在、大麻から製造されるCBDは日本でも合法で、多くの国で誰もが購入しカジュアルに楽しめるものとなっています。
一見CBDとヒッピー文化は無関係にも思えますが、アメリカやカナダなどの地域では無関係とは言い切れない状況になっています。

カナダは全土で、アメリカも州によっては大麻が合法化されています。
大麻を原料とするCBDですが、やはりCBDよりも高い効果を求めれば大麻に辿り着くのは必然でしょう。
大麻の使用が合法である以上、CBDを使用してさらに高い効果を求めて、大麻を利用する方は必ず存在します。

そんな方が大麻の歴史を調べたり、もともと大麻に詳しい友人とパーティーを楽しむ、となればヒッピー文化と出会うこともあり得るでしょう。

1960年当時はフリーセックスやドラッグの使用、野生的な生活など危険視されていたヒッピー文化ですが、現在のヒッピー達の多くは音楽やファッションなどをカジュアルに楽しむことがほとんどです。
そんなヒッピー文化を「カッコいい」と感じるか「カッコ悪い」と感じるかは人それぞれです。
ですが確実に言えることは、CBDが流行することでヒッピー文化と人々が触れ合う機会が増えるということです。

以上のことから、CBDの流行がヒッピー文化の流行に繋がる可能性は高いと言えるでしょう。

CBDでヒッピー文化は加速する?事情を解説まとめ

今回の記事では、ヒッピー文化とは何か、大麻やCBDとヒッピー文化の関係性についてなどを解説しました。

1960年代は危険視されていたヒッピー文化ですが、現在は安全でカジュアルに楽しむことのできる文化として多くの人がヒッピー文化を受け入れています。
大麻と関係性の深いヒッピー文化は、CBDの流行と同時に多くの人にさらに認知されていくでしょう。

日本でも今後、ヒッピーのファッションやヒッピーの音楽を目にする機会が出てくるかもしれませんね。