最近では、CBDに関する様々な製品が販売されています。
CBDオイルに始まり、ドリンク、フード、コスメ、サプリメントなどの製品を見かけるようになりました。
CBDには主に経口、吸引、舌下、直腸の4種類の摂取方法があります。
中でも直腸摂取はCBDの吸収率が高いため、注目されている方法です。
今回はCBDを直腸摂取するときの注意点と方法について解説していきますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
CBDの摂取方法
CBDの摂取方法には、どのようなものがあるのでしょうか?
以下ではCBDの摂取方法について解説しています。
経口でのCBD摂取
経口摂取は、CBDの最も一般的なCBDの摂取の仕方として知られています。
CBDを様々な食品に取り入れたり、カプセルやオイルにして取り入れる方法が主流です。ある研究では、経口摂取は約20%の吸収率であることが分かっています。
犬にCBDを与える薬物動態学的研究では、13〜19%とより高い吸収率が推定されましたが、動物と人間の吸収率は必ずしも相互関係にはありません。
吸引でのCBD摂取
吸引は経口よりも高い吸収率を示します。
ある研究では、THCの吸収率は経口摂取が20%だったのに対し、吸引では推定50%もの吸収率があるのです。
THCとCBDの親油性が似ていることを考えれば、この吸収率データは相関します。
吸引で高い吸収率がみられたのは、肺が高透磁率ならびにCBDが体循環に入るための大きな吸収面と優れた血液供給を持つからです。
また吸収速度も高く、早い段階でCBDの効果を感じられます。
CBDオイルを販売するメーカーの多くは、この摂取方法を推奨しています。
舌下でのCBD摂取
舌下による摂取は下の裏にCBDオイルを垂らすことにより、身体に吸収させる方法です。
吸収率としては、経口摂取と同じくらいのレベルだといわれています。
舌下にある多量の毛細血管からCBDが入ることにより、効果を発揮します。
直腸でのCBD摂取
直腸摂取は、どの摂取経路よりもCBD作用の出現が早いのが特徴です。
また、吐き気や嘔吐、飲み込みが困難な場合にも有効な摂取方法になります。
吸収率は最も高く、約60%ともいわれています。
経口や舌下、吸引よりも高い吸収率を示しているのです。
結局どのCBD摂取方法がいい?
吸収率に関していえば、直腸摂取がダントツで良いことが分かります。
しかし直腸摂取の場合「お尻に直接入れる」ことになるので、手軽さでいうと疑問が生じます。
逆に手軽さでいうと経口、吸引、舌下になりますよね。
ですので一概には「この摂取方法がオススメ!」とは言えないのです。
結局のところ、自分に合った摂取方法を見つけていくことをオススメします。
CBDの直腸摂取の方法と注意点
直腸摂取は、どんなことに注意したら良いのでしょうか。
以下では、CBDの直腸摂取のメリットと注意点について解説していきます。
CBDの直腸摂取のメリット
直腸摂取のメリットはなんといっても、その吸収率の高さです。
経口摂取が約20%の吸収率に対して、直腸摂取では約60%の吸収率を示しています。
つまり、座薬タイプで摂取すれば、CBDの成分のうち6割を取り込むことができるんです。これは、飲用タイプの3倍に値します。
また、CBDの効果を実感できるまでの速さも、直腸摂取の方が早いという研究結果も出ています。
座薬タイプはコストパフォーマンスに優れていることと、作用時間の長さが魅力です。
しかし、摂取量を調整することが困難で、お尻のから挿入するというのも万人には扱いづらいでしょう。
最初は液体の飲用タイプから試してみて、CBDオイルの体験がどんなものか分かってきたら、座薬タイプに移行するのがよいと思います。飲用タイプであれば摂取量の調整も簡単です。
CBDの直腸摂取の方法と注意点
直腸摂取の方法は、いわゆるCBD成分を配合した座薬をお尻に入れるわけですが、ここで注意しておきたいことがあります。
まず始めに、摂取量の調節がしにくいという点です。
経口摂取などは量を自分で調節できすが、座薬タイプはそれが難しいです。
体質によっては効きすぎてしまうこともありますので、体調の変化には十分に注意しましょう。
また、座薬を挿入して15分程度は排便を我慢する必要があります。
直腸摂取を体験した人の話では、30分程度で効き目が感じ始め、リラックスした状態が4時間程持続するそうです。
座薬タイプの CBD カプセル
胃腸の不調や嘔吐などで経口摂取ができない方むけに、cbdを座薬として直腸に摂取させるタイプの製品も発売されているみたいです。経口摂取の消化過程を避けることで、CBDの効果をより迅速に感じることができます。
まとめ
ここまで、直腸摂取の方法と注意点を解説してきました。
直腸摂取はとても効率が良く効き目も早く、長い時間効果を実感できる方法です。
しかし、お尻の穴に直接入れるので抵抗を感じる人もいると思います。
最初はCBDを口から摂取して、慣れてきたら座薬タイプを試してみるのもアリです。
好みと用途に使い分けて、自分に合った摂取方法でCBDを楽しみましょう。