「明日寝坊したらどうしよう」「仕事が忙しい」「人間関係が上手くいっていない」のような理由で夜寝付きが悪くなってしまった経験を持つ人は少ないないはず。
「寝たいのに寝れない」状態というのは、精神的にも肉体的にも疲労していきます。
この記事では上記のような悩みをもつ人のために筋弛緩法とCBDを活用した解決策をご紹介します。
筋弛緩法とは?
筋肉というのは、抜こうとすればするほど緊張し力が入ってしまいます。
しかし逆に、意図的に力を目一杯入れると力が抜きやすくなります。
これを「漸進的筋弛緩法」というリラクゼーション法と呼ばれます。
「漸進的筋弛緩法」はアメリカのエドモンド・ジェイコブソンによって開発され、筋肉が緩む感覚を実感することでリラックスしている状態と緊張状態の違いを体に認識させます。
この方法は大きなストレス状況下にある米軍で実際に採用されています。
調査によると、米軍兵士の96%が120秒以内に眠りに落ちたと研究結果として立証されています。
筋弛緩法の具体的な効果やメリット
1.リラックスした状態をコントロール出来るようになるため、睡眠の質が向上
からだがリラックした状態というのは副交感神経が優位な状態のことで、結果スムーズに眠りにつけるようになります。
2.生活リズムが整い身心がリラックスした状態に
寝付きがよくなることで安定した睡眠時間を確保することができます。
身心ともにリラックスした状態は将来への不安感や無気力症候群の解消にもつながります。
3.仕事の作業効率がアップする
頭が冴えた状態で日常を過ごすことが出来るため、仕事上のミスが減り効率が図れます。
上記のように、ビジネスや日常生活が豊かになり、ストレスが解消されていきます。
特に緊張しやすい方は、体の緊張にいち早く気づき改善できるので、自己肯定感が向上します。
筋弛緩法の効果的なやり方
基本的動作としては、各部位の筋肉に対し、下記1〜9のように10秒間力を入れ緊張させ、15~20秒間脱力・弛緩を繰り返します。
身体の主要な筋肉に対し、この基本動作を順番に繰り返し行っていきます。
各部位の筋肉が弛緩してくる感覚を養い、弛緩した状態を体に染み込ませる必要があります。
1.両手:両腕を伸ばし、掌を上にして、親指を曲げて握り込み、力を入れる。
2.腕:握った握り拳を肩に近づけ、曲った上腕全体に力を入れる。
3.背中:2と同じ要領で曲げた上腕を外に広げ、肩甲骨を引き付ける。
4.肩: 両肩を上げ、首をすぼめるように肩に力を入れる。
5.首:右側に首をひねる。左側も同様に行う。
6.顔: 口をすぼめ、顔全体を顔の中心に集めるように力を入れる。
7.腹部: 腹部に手をあて、その手を押し返すように力を入れる。
8.足:爪先まで足を伸ばし、足の下側の筋肉を緊張させる。
9.全身: 1~8までの全身の筋肉を一度に緊張させる。
筋弛緩法とCBDの関連性
「漸進的筋弛緩法」とは、緊張状態をほぐし自己をコントロールする手段として利用されていますが、CBDはそれを補助する作用を持っています。
「漸進的筋弛緩法」を行っても効果が出にくい場合にもCBDを利用することをオススメします。
CBDとは
CBDとは大麻由来の天然物質で、リラックス効果が期待できます。
大麻というと違法なイメージが強いですが、CBDは酩酊(いわゆるキマる)作用がないため合法で、日本でもごく普通に販売されています。
CBDにはリラックス作用や抗不安作用があり、リラックスしたいときに簡単に摂取できるのが魅力です。
もっとも一般的なのはVAPEなどを使用して喫煙するような摂取方法で、ネットショップやドン・キホーテなどのディスカウントショップでも、簡単に購入できます
CBDの効果と相乗効果
CBDは局所的に使用すると筋肉をほぐす作用があるといわれています。
「漸進的筋弛緩法」が上手くいかない場合、心のコントロールができず力が入ってしまっている可能性が高いです。
CBDによって筋肉を強制的に弛緩させることで、力を抜く感覚を養うことが出来ます。
またCBDには自律神経を整える作用も含まれおり、リラックス効果をもたらし「漸進的筋弛緩法」を行いやすくなります。
どこにいても簡単にできる筋弛緩法とCBDの活用法とは?まとめ
今回の記事では漸進的筋弛緩法の方法とその効果とCBDの関係性に関してご紹介しました。
現在2020年の新型コロナウイルスの状況下で将来への漠然とした不安や人間関係の希薄化によるストレスから睡眠障害に悩まれている方も多いはずです。
睡眠障害は早く寝ようとすればするほど緊張して寝れないもの。
緊張をコントロールすることは意識だけで難しいので、「漸進的筋弛緩法」を利用して良質な睡眠を手に入れましょう。