日本で話題のマインドフルネスのメリットとデメリットって？

最近日本でよく耳にする「マインドフルネス」。
現在2020年ではコロナによってストレスを感じる方も少なくないはずです。
そんなストレス社会を生き抜くためにも、きちんとストレスケアを行うことが重要になってきます。

今回の記事でマインドフルネスについてご紹介します。

マインドフルネスとは

「マインドフルネス」とは心が落ち着いた状態にあることを指し、日本では「禅」として認識されているものがアメリカで発展しました。「心のエクササイズ」とも呼ばれます。

「マインドフルネス」に至るためによく使われる手法としては「瞑想」が行われます。
マインドフル瞑想は、脳を活性化させ、ストレス解消や仕事効率アップに繋がります。
特に医学やビジネスでよく活用されており、日本で徐々に浸透しています。

瞑想と効果的な実践方法

スティーブ・ジョブズやミランダ・カーが取り入れていることから話題になった「瞑想」。
瞑想は、目をつむり、姿勢を正し、呼吸を整え、集中して行います。習慣化することで、リラックス効果や心の整理ができると言われています。

数ある瞑想のやり方の中でも「マインドフル瞑想」の方法をご紹介します。

1.あぐらをかいて座り、鎖骨で座ることを意識します。
首が伸びるように適度に顎を引きます。

2.腹式呼吸でゆっくりと呼吸する
ゆっくりと息を吸いながらお腹を膨らませ、ゆっくりと息を吐きながら徐々にお腹を凹ませていきます。

1と2を繰り返し行い、目安として20〜30分行うことで効果的であるとされています。
慣れるまでは10分程度でいいので集中して行うことが重要です。

マインドフルネスのメリット

マインドフルネスの状態を維持することで下記のようなメリットがあります。

1.集中力アップ

2.ストレスの軽減

3.自信の向上

4.ダイエットに効果的

5.健康増進

1、２、３に関しては、ビジネスの分野において効果的な面が大きい傾向にあります。
ストレス社会、情報化社会において、耐性を見に付けていく必要があり、「マインドフルネス」の状態は個人のパフォーマンス向上に繋がるため、ビジネスにおいて様々な場面で活躍することは確かですね。

病は気からという言葉もある通り、心の不調からくる体調不良を防ぐためにも、4と５も嬉しいメリットです。

マインドフルネスのデメリット

今までで「マインドフルネス」のメリットについて詳しく説明してきましたが、逆に「マインドフルネス」の状態で起こりうるデメリットをご紹介します。

マインドフルネスの依存性

「マインドフルネス」はその効果が大きい故に「マインドフルネス」に頼りきってしまう可能性が高いです。

例えば、「毎日瞑想しなければいけない」「瞑想を行うことで問題が解決する」と思いこむことが挙げられます。
上記のような状態に陥ると、瞑想ばかりを行う日々を過ごしてしまいます。

不安が増大する可能性

瞑想を行うと通常の思考よりもより高い集中力をもって物事と向き合うため、問題や課題に対しての解決よりも不安が勝ってしまう可能性があります。
自分の心と向き合うことで、本当の悩みや、ネガティブな考えが湧き出てくることも。

また、「マインドフルネス」の状態を維持、向上させていくためには、日々継続して瞑想する必要があります。
習慣化が苦手な人は1ヶ月続けることも難しく、途中で辞めてしまうことも多いです。
継続が出来ない人にとっては、自己肯定感を低下させる要因にもなり、瞑想が義務化すると、「マインドフルネス」に対する考えがネガティブなものになりストレス化してしまいます。