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大麻植物に含まれるCBD(カンナビジオール)化合物をご存知でしょうか?この化合物は精神をハイにするような作用はありませんが、ストレス軽減や疾病改善などの効果があるとされ、近年、アメリカを中心に非常に人気となっています。

CBDに関しては様々な臨床研究が進んでいるものの、必ずしもCBDの効果を完璧に保証しているわけではありません。しかし、多くのアメリカ人は、CBDオイルを痛む関節に塗ったり、舌下にを落としたり、ベープで吸うなどして、CBD(カンナビジオール)を自分たちでテストしています。

ハリスポールは最近、CBDに関する経験、知識、および意見について米国内の2,000人以上を調査し、アメリカ人の85%以上がCBDについて聞いたことがあることを発見しました。

Does CBD actually work?より引用

リラクゼーション5 5%

ストレス・不安の軽減 50%

睡眠改善 45%

筋肉痛の緩和 44%

慢性痛の緩和 39%

関節痛の緩和 38%

‥etc

となっており、主にリラクゼーションやストレス軽減、痛みの緩和を目的に使用されていることがわかります。

CBDによってもたらされる、上記の効果が科学的に完璧に証明されているかという質問に対しては、CBDの効果は未だ研究が進んでいる段階で、様々な臨床実験レポートや個人の体験談はあるものの、完全に証明されてはいません。

本記事では、CBDの効果を確かめるために行われた実験とその結果を紹介します。

CBDによる不安やうつ病の改善事例1 

不安とうつ病およびパニック発作に15年間悩まされていた37歳の女性。彼女は、毎日100 mgの抗うつ剤であるセルトラリンを処方していました。普段から、睡眠障害や社会不安に悩まされており、セルトラリンによる治療を開始した後、症状は約50%改善しました。

一方で、CBD 15 mgを含有するフルスペクトル麻油(FSHO)カプセルを1日2~3回服用する治療も始め、その4週間後には、症状がセルトラリンのみを使用した場合と比較して約60%減少したと報告されました。

過去1年間、彼女はセルトラリンの用量を1日あたり50 mgまで減らすことができ、高用量のセルトラリンに起因する感情的な鈍化が、CBDにより軽減されました。

彼女は自信、仕事のパフォーマンス、生活の質を向上することに成功しました。興味深いことに、彼女はFSHOスプレー(1スプレーあたり3 mg CBDを含む)、4スプレー2~3回/日、およびマリファナ製品(20:1 CBD:THC)を使用した場合、FSHOカプセルに匹敵する効果がありました。

 mg CBD /チンキ剤のmL)、1 mL 2~3回/日、これらのCBD製品を別々に使用し、副作用は報告されていません。

CBDによる不安やうつ病の改善事例2 

成人初期から不安、うつ病、および過食症の既往歴があった49歳の女性。15年間、様々な抗うつ薬で治療していたが、改善効果が見られず、さらに病気の子供の世話をすると症状が悪化し始め、何度か緊急治療室に送られました。

 

彼女は、1日1回2.5 mg CBDを含むFSHOドロップで治療を開始し、2週間後に1日2回2.5 mgに増やしました。(おおよそ2.5 mg CBDの用量を得るために、彼女は15滴あたり5 mg CBDに標準化された7滴のFSHOを使用。)

 

CBDでの治療を開始して1年、不安関連の心臓症状を失くすことに成功しました。

 

彼女自身もリラックスしていると報告しただけでなく、家族も彼女の行動の大幅な改善に気付いたと報告しています。彼女はまた、睡眠の改善と日中の行動意欲の増加を経験しました。副作用は報告されていません。

CBDによる不安やうつ病の改善事例3

閉経周辺期の進行性の不安と抑うつに悩まされていた54歳の女性は、ACL損傷後のアヘン剤使用、また深刻な家庭のストレスによりパニック発作を発症しました。彼女は、治療のために0.25 mgのアルプラゾラムを処方され、1日1~2錠に用量を増酢などして、さらに疲労感を感じる状態になってしまいました。

彼女は、3-9 mgのCBDを含むFSHOスプレーを開始し他ところ、オフィスでのパニック発作の改善に効果的でした。健康状態を維持するために、彼女は必要に応じて追加の3-9 mg FSHOスプレーで25 mg CBDカプセルを毎日服用することにより、CBD摂取量を増やしました。

1か月後、彼女は不安症状が約50%減少したことに気付き、それ以上パニック発作が起こることはありませんでした。彼女はアルプラゾラムを中止し、2年間摂取しないままでいます。睡眠の改善に加えて、喘鳴の症状も改善されました。彼女は、CBDによる悪影響や、アルプラゾラムの中止による離脱症状は経験していません。

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