皆様はエンド・カンナビノイド・システムという仕組みをご存知でしょうか。これは動物が元々備え持っている神経や免疫バランスなどを調整する機能だといわれております。実はCBDという大麻草（茎や種子）由来の成分を液状にして、クリームやオイル、電子タバコのリキッドという形で製品開発され、販売されているる製品が最近日本でちらほら見かけるようになりました。この製品がはやった理由としてこのシステムが老化やストレスによって弱まった際に、エンド・カンナビノイド・システムを改善する役割があるのではないかといわれ始めたからです。今回はCBDが人体に与える影響としてどういったものがあるのか仕組みと一緒に説明していきたいと思います。
エンド・カンナビノイド・システムがうまく機能しなくなるとどうなるか
エンド・カンナビノイド・システムは食欲や鎮痛、代謝、認知や記憶といった機能を調整する役割を負っています。この仕組みシステムは、実はストレスや、老化などに影響されて機能が低下することがあります。その結果、うつ病や偏頭痛、糖尿病、自己免疫力の低下などの恐ろしい病気に繋がる可能性があるといわれています。エンド・カンナビノイド・システムの機能が低下する原因は実は老化やストレスなどにより体内に存在する内因性カンナビノイドの濃度が薄くなり、その結果エンド・カンナビノイド・システムの機能が衰えるといわれています。これをカンナビノイド欠乏症と言われています。機能を低下させないようにするにはどうすればいいでしょうか。単純な話、カンナビノイドを外から取り入れればなんとかなりそうですよね。カンナビノイドを体内に取り入れるためにはどうすればよいのでしょうか。
そもそもカンナビノイドって何なの？
そもそもカンナビノイドって何なのでしょうか。実はカンナビノイドは大麻草の中に多く含まれております。ということはマリファナを吸えばなんとかなる、という発想は大変危険です。マリファナにはTHC（テトラヒドロカンナビノール）という成分が含まれており、幻覚作用や、多幸感などを引き起こし、依存症になる可能性があり大変危険です。そもそも日本ではマリファナを所持（嗜好利用）する吸うこと自体禁止されております。そこでTHCを取り除いた形で「CBDフルスペクトラム」というカンナビノイド関連製品が世の中に現れました。これは麻薬草の茎や種子（大麻取締法では、これらの部位から作られた製品は規制から除かれています）から抽出される100種類以上ある成分のうち、THCのみを非検出レベルまで除去して抽出された製品です。その名のとおり、主成分はCBDです。他にもCBDのみ抽出されたタイプのアイソレートタイプの製品や、アイソレートにTHC以外のいくつかのカンナビノイドを加えたCBDブロードスペクトラムタイプというのも存在しています。
CBD関連製品を使ってみた結果はいかに
CBDのベーブやオイルタイプなどCBD関連商品は様々あります。CBDを体外から取り入れることで、体内のカンナビノイドの適正な濃度が保たれ、ストレスに強くなり、よりリラックスできるようになると言われています。睡眠障害にも改善が見られることもあるらしく、寝る30分前に飲めばぐっすり眠れて、しかも睡眠薬を摂取した後のようなぼーっとした目覚めにもならないという体験談もあります。ベーブのほうが即効性があり、直ぐ眠れるようになったり、オイルのほうは、長期的に効果を得られるそうなので、製品によって一長一短あります。摂取した後の感覚としては、人によっては、お酒を飲んだ後のような若干浮いた感じになる人もいて、大体の人はリラックスできるといった意見が多いです。もちろん、どんなサプリメントや薬にも個人差があるように本CBDについても誰でも同じように効果が現れるわけではないでしょうが、少しでもリラックスした日常を送ろう思ったら一度検討してみてもいいかと思います。
CBD関連製品は肌に塗っても効果がある
CBD製品は体の中に直接入れる使い方だけではなく、マッサージなどで利用されるような肌で塗るような使い方もあります。深呼吸をしながら首やこめかみ、手首などに塗って自分でマッサージして、副交感神経を刺激し、体を休ませるのに一役買っているようです。その際は、一口水と一緒にCBDオイルを混ぜて飲んでからマッサージをすると効果が増すそうです。是非トライしてみてください。
終わりに
今回は、エンド・カンナビノイド・システムの機能の低下の原因から改善策としてCBDに関する簡単な紹介などいたしましたがいかがでしたでしょうか。CBD関連製品には、ベーブ、オイル、クリームなど様々な形態の製品がありますが、いずれにしても仕組みとしてはストレスの多い現代で欠乏しやすいカンナビノイドをうまく取り入れ、エンド・カンナビノイド・システムの機能低下を防ぐことにあります。CBDを使えばリラックスした平穏な日々を送れるようになるかもしれません。仕事や学業でストレスがたまっている方は是非とも検討していただきたいです。
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